お知らせ
【プレスリリース】福島産土着藻類による燃料生産実証事業を開始
更新日:2016/05/31
2016年5月31日
一般社団法人藻類産業創成コンソーシアム(理事長:井上勲)は、経済産業省資源エネルギー庁 平成28年度「微細藻類燃料生産実証事業費補助金」にて補助金事業者として採択を受けました。
当法人は、会員8社と連携・共同し、高橋惇プロジェクトリーダ(高砂熱学工業㈱)のもと、各社の特性を活かし課題に取り組みます。
共同事業者(五十音順)
・株式会社熊谷組
・株式会社相双環境整備センター
・藻バイオテクノロジーズ株式会社
・高砂熱学工業株株式会社
・国立大学法人筑波大学
・株式会社富士通システムズ・ウエスト
・ヴェオリア・ジェネッツ株式会社
・三菱化工機株式会社
当法人は、2013年10月より福島県震災復興事業「福島県再生可能エネルギー次世代技術開発事業」を受託し、会員と共に課題に取り組み、福島県の土着藻類の大量培養から燃料化までの一連の流れを確立し、福島県南相馬市に実証実験施設「藻類バイオマス生産開発拠点」を設置しました。約3年間で得られたノウハウや設備を活用し、藻類燃料単価の削減を目指し、燃料生産を実証していきます。
具体的には、排熱・排ガス(CO2)、下水を利用することによる土着藻類バイオマスの高い生産量の実現、脱水、濃縮・抽出過程の効率化や抽出後の残渣再資源化の検討・実施実験を行い、エネルギーや生産コストの削減を目指します。
藻類バイオマス生産開発拠点
問い合わせ先
一般社団法人藻類産業創成コンソーシアム
事務局 野口、郡司
secretariat@algae-consortium.jp